スピネットよ ありがとう

梅の花が美しい頃となりました。

DSCN1985.JPG
(我が家の 枝垂れ梅)


北風が冷たくて、、、!

という日を、ろくに味わうこともなく、

もう春の足音が聞こえて来そうです。。。



12月の初め頃から、約2ヶ月もの間、

スピネットという楽器をお借りしていました。


DSCN1970.JPG



スピネットという楽器は、

まだピアノが発明されていない時代に使われた

鍵盤楽器のひとつで、

主には17世紀から18世紀半ばごろまで

ヨーロッパで使われていました。


DSCN1971.JPG


ピアノは、打鍵すると鍵盤の奥にあるハンマーが、

弦を下から打ち、音が鳴ります。

スピネットは、鍵盤の奥に、

垂直に取り付けられている、ジャックという部分があり、

ジャックには、小さなツメ(樹脂の突起)があります。

鍵盤を押し下げると、ジャックが垂直に上がりながら、

ツメで弦をはじく仕組みで音が鳴ります。

これは、チェンバロ(ハープシコードとも言います)と

同じ仕組みです。


DSCN1972.JPG

(弦の下に描かれた、美しい絵)

DSCN1973.JPG



ただ、スピネットは、チェンバロに比べると、

大変コンパクトなサイズです。

場所を取らなくて便利です!



レッスン室には、クラヴィコードという古楽器もあり、

それは、鍵盤を押すと、奥の金属片が

下から弦を打ちます。

大変小さな音ですが、弦の振動が指先に伝わり、

多少ですが、音の強さを変えられたり、

ビブラートをかけるなど、表情を出せ、

面白いのです。

DSCN1975.JPG
(我が家のクラヴィコード。
スピネットやチェンバロと同じような時代に
使われていました。)



スピネットは、

お世話になっている調律師さんのものです。

レッスン室にクラヴィコードがあるので、

うちの生徒さんたちに、

ピアノの歴史や、タッチや音色の違いなどを

経験させてくださるために、

最初に貸し出して下さったのです。

本当に有難い事でした。



スピネットがある間、

全員の生徒さんが、毎週のように、

ピアノで弾いた曲をスピネットで弾いたり、

クラヴィコードで弾いて表情の違いを味わったり

させて頂きました。



鍵盤楽器の歴史や、仕組みやタッチ、音色の違いなども

皆、それぞれに学ばせて頂けました。



教室の通信で、お母様方もお誘いし、

弾いてみて頂きました。

毎週、弾きにいらしたお母様もいらっしゃいました。



私は、古楽器の勉強として、通奏低音という演奏法で、

バロック時代の曲を、

笛の方とアンサンブルしたりして、

学びを深める機会を頂きました。



本当に素敵な音色、そして音楽、学び、、

大変に濃くて、有意義な2ヶ月間でした。









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この記事へのコメント

らん太郎。
2020年02月14日 15:34
ハープシコードって音は
バンドサウンドでは
キーボードなんかでなじみのある音だけど、元々はチェンバロの音なんだ~

初めて知りました。

スピネットって、楽器も
知らなかったなぁ。
2020年02月15日 12:08
スピネットですか。素敵な楽器ですね。
チェンバロと同じく白黒が逆転していて…。
描かれた花の図柄にも、古楽器らしい
優雅さを感じます。この楽器の音色、
一度聴いてみたいですね。
keikoさん
2020年02月15日 16:58
♪らん太郎。さま

コメントを頂き、ありがとうございます。
スピネットって、珍しいですよね!
音は、ハープシコードと同じ感じなんです。
チェンバロという呼び方はイタリア語で、英語ではハープシコード、フランス語ではクラヴサンと呼ぶので、チェンバロとハープシコードは、実は同じ楽器の事なんです。
キーボードで音色の選択にありますよね!
それです!そのような音です、このスピネットも。
とても貴重な経験をさせて頂きました。
また貸して下さる様ですので楽しみです!
keikoさん
2020年02月15日 17:13
♪yasuhikoさま

コメントを頂き、ありがとうございます。
ご関心をお寄せ下さり、嬉しいです。
チェンバロもよく美しい絵が、蓋の内側や、本体に描かれていますよね。
このスピネットと同型でも、絵が描かれていないものもネットで見たらありました。古楽器らしくしてみたのかな?
鍵盤も、ピアノと同じ白と黒の配置のチェンバロもあるんです。
初心者の生徒さんなどは、白黒が逆だと、やはり弾きにくい感じがある様でした。
はじいて鳴らす楽器ですが、弦が細いのと、はじくツメが繊細なので、ギターより張りや緊張感があり、お琴より細くきらびやかで残響がある感じ。
高貴な感じの音色です!チェンバロの音色と同様な、、。
音色をお届けしたいです!!
2020年02月15日 19:58
生徒さんや保護者よりもkeikoさんの方がスピネットって楽器鳴らすの、夢中になったはったんやったりなんかして。
チェンバロと同じ系統の楽器とのことですけど、鍵盤が少ないってことは それ用に作られた楽曲も チェンバロよりもそれに合った楽器があったと云うことなのでしょうか。
おそらく一回り小さいのでチェンバロよりももっと繊細な音で鳴ってたんだろうと想うのですが。
keikoさん、今度そのスピネットって楽器の音聴かせて。
スマホに録音アプリとかありませんでしたっけ?
クラビコードという楽器との聴き比べもしてみたいなァ。
勝手なこと書いてますけどネ。
2020年02月16日 10:30
暖冬のお陰で、今年は梅の開花も早いですね。
ご自宅に梅の木があるっていいですね。
今度、梅とメジロを撮影してくださいね。
万一出来なかったら、どこでもメジロをお貸し
しましょうか(^'^)

恥ずかしながら、スピネットの存在を知りません
でした(;^_^A
コンパクトなのもいいですが、内部の装飾が素敵
ですね。耳だけでなく、目でも楽しませてくれてますね。
どんな音なのか気になったので、YouTubeで聴いて
きました。素人なので、音の違いが分からない(;^_^A

スピネット、台数も少なく貴重であるって書いて
ありました。
財津さんがTV CMをすると
♪スピネット 売ってちょ-だ~い♪
になるんやろかと、想像して微笑んでました(^'^)
keikoさん
2020年02月17日 23:36
♪おーちゃんさま

コメントを頂き、ありがとうございます。
わたしの方がスピネットに夢中だったのではって?
ズバリ、見抜かれてました??
音色、お届け出来なくてすみません。
おーちゃんさんの様に、お上手に貼り付けられたらよいのですが、、。
すみません。チェンバロの音色をご存知でしたら、同様です。
ただし、チェンバロはじめ、どんな楽器もそうなのですが、国や時代によって音色の趣が違うんです。
このスピネットは現代の日本製でした。本格的な楽器より簡易なもので、鍵盤も55鍵しかないんです。61鍵あると、かなり色々な曲に対応出来るんですよ。うちのクラヴィコードは61鍵あり、モーツァルトぐらいの時代までの楽曲だったら鍵盤が足ります!
17Cのチェンバロやスピネットはだいたい45鍵~61鍵、18Cに入ると、68鍵のクラヴィコードもあった様です。
楽曲は、チェンバロで弾く作品をスピネットで弾いていたようです。でもチェンバロの方がずっと多機能なので、スピネットはシンプルに楽しむ楽器だった様ですよ。
きらびやかなスピネットの音色に慣れた後クラヴィコードを弾くと、なんてまろやかで可愛い音なの?と感じました。
いつかお届け致しますね。頑張ろ!
keikoさん
2020年02月17日 23:56
♪りーにんさま

コメントを頂き、ありがとうございます。
あははは! どこでもメジロ!
是非是非~。まだまだ咲きますので。

りーにんさん、スピネットをご存知でなくても、どうぞご心配なさらないで下さいね。ピアノをやっている方でも、ご存知ない方もいらっしゃるほどです。チェンバロはよく知られているのですが。
それより、音色をお調べ下さったなんて、そんなりーにんさんに大感激です!!!
絵も施されていてきれいですよね。私も初めて蓋を開けたときに感激しました。スピネットに惚れ込んで、楽器をお返しした後、買いたくなって、中古で安いものはないかな~、と調べてみていた時、同じメーカーで絵の無いタイプもありました!絵がある方が楽しい!
古楽器(16C~18Cの楽器)が好きなので、こんな記事を書いてしまいました。
お付き合い頂いて、有難うございました。
2020年02月18日 08:34
スピネットという楽器、オルガンみたいな?かと思いきや
ツメで弦をはじく仕組みでチェンバロ(ハープシコード)と一緒なんですね
弦の下に描かれた草花の絵、すばらしいですね
生徒さんがピアノのレッスン後に弾き比べ?なんて~
生きた体感できるお勉強になりましたね
こういうこともやってくださるkeiko先生に感謝ですね。
おたくの枝垂れ梅もはれやかに咲いてきましたね
だんだんに花数も増えて賑やかになりますね。
keikoさん
2020年02月19日 07:45
♪nobaraさま

コメントを頂き、ありがとうございます。
あちこちで梅がきれいですね!
うちの枝垂れ梅、昨年夏にだいぶ切ったので、高い位置に花があり、撮影が遠くて、、!望遠機能を使いました。

スピネットは、本当に有難い経験でした。
毎回、全ての楽器で「ビンゴ」を弾かないと気が済まない子がいて、、しかも私との連弾、、笑。
おっしゃるように、チェンバロと同様の仕組みなので、弾くときに弦をはじく瞬間の抵抗感のような感触が指先にあるんですよ。カクッという感じの。ピアノやクラヴィコードのような強弱が出せないので、強弱やハーモニーのニュアンスなどは、タッチのタイミングを工夫して表情を出したりするんですよ。勉強になりました。
お花の季節が近づいてきましたね!ワクワク。
nobaraさんのブログにお花を見にお邪魔させて頂きます!
winga
2020年02月19日 15:36
こんにちは。
先生、このスピネットで古~い曲を歌いたいです。
ピアノの伴奏でしか私は歌ったことがありません。

古楽器たちの奏でる淑やかな音色に合わせて歌いたいものです。
いいな、先生♡
keikoさん
2020年02月24日 00:09
♪wingaさま

コメントを頂き、ありがとうございます。
歌ってください!wingaさん!
古い歌、色んなタイトル、とても素敵です。
歌唱法も違う様ですね。
奏法もしかりです。
wingaさんの歌声、いつも、いつも想像しています。
きっと、私の好きなお声だと思います。
どうぞこれからもお喉をお大事になさって下さいね。
コロナ、温かい飲み物がいいようです。
こまめに、温かい飲み物を。
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