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zoom RSS ♪ピアノフォルテのコンサート

<<   作成日時 : 2017/10/09 10:05   >>

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9月29日(金)に

品川区の五反田文化センター音楽ホールにて

久元祐子さんによる

ピアノフォルテ
のレクチャーコンサートがありました。


タイトルは

「モーツァルトが愛したピアノフォルテの響き」

というものです。


前回はショパンの講座を聴かせて頂きましたが、

それが大変素晴らしかったので
(6月、ブログ記事あり)

今回も迷わず申し込みました。


モーツァルトの時代の音色とは、、。

大好きなピアノフォルテが聴ける、、。

期待がふくらみます。


うちの教室最高齢(御年80才?!)のMさんも

ご興味を持たれ、お出掛けくださいました。


開場時間と共にホールに入ると、

舞台の上にはピアノフォルテが2台。

照明をあびて 美しい、、、


画像



ピアノフォルテ(フォルテピアノとも言う)という楽器は

その名の通り、ピアノ( 弱い音)も、フォルテ(f 強い音)も

出せる楽器
、ということで、こう呼ばれました。

現代の「ピアノ」の前身楽器です。



さて、今回舞台に並んでいた2台のうち、

向かって右がヴァルター・ピアノ

そして向かって左がシュタイン・ピアノです。


どちらも、ドイツ・ウィーン派の流れの楽器です。
(もうひとつの流れはイギリス・フランス派。
 親族や弟子達により分派しました)

ウィーン式アクションは、跳ね上げ式で

軽やかな音色が特徴と言われています。

舞台に並ぶ 二台のピアノフォルテ

同じ流れながら、それぞれ全く音色が違いました。
 

モーツァルトは、演奏旅行の途中、

シュタイン制作のピアノフォルテに出合い、

その軽やかで明るい響きと性能に惚れ込んだそうです。

ただ、高価だった事や、タイミングも合わず、

手に入れることが出来なかったそうで、

後に、ヴァルター制作のピアノフォルテを手に入れ、

愛用したそうです。


久元祐子さんは、はじめにヴァルター・ピアノ

モーツァルト作曲「幻想曲」K.397

を演奏してくださいましたが、

音色は軽やかで気品があり、

チェンバロのような艶の中に

ややくすんだ煌きが渋さを添え、

大好きな音色でした。

この曲に多く出てくる

休符や、曲想が変わる部分の静寂。

その 静寂が より一層 語る、、

そんな情感を味あわせて頂けました。


モーツァルトも、こんな音色で奏でていたのですね。


今回、かの有名な

トルコマーチ付きのソナタ K.331

シュタインの方で演奏して下さったのですが、

それを、2014年にハンガリーのブタペストで発見された

モーツァルトの自筆譜による音で

この日は演奏してくださいました。


シュタインの音色は 、

はじけるような明るさと、華やかさを併せ持った

素敵な響きでした。

またチェンバロのように、

曲調に合わせ、

レバーで音色を変える機能もありました。

表現の幅が広がりますね。


青年モーツァルトが、感激したという音色です!


そして、見つかった自筆譜による

ソナタK.331(第3楽章があの有名なトルコマーチ)は、

私たちが耳に馴染んだ音と所々が違いましたが、

モーツァルトが最初に考え付いた音に触れ、

大変に感慨深かったです。

興味があったので、後日、早速

2014年発見の自筆譜に基づく原典版を求めました。

こちらの版でも弾いてみようと思います。


お出掛けくださったMさんも

お楽しみくださった様でよかったです。

幻想曲も、トルコマーチも、

Mさんのレパートリー。

レッスンでも弾かれています。

味わい新たに弾いてくださったら嬉しいです。


大変有意義なレクチャーコンサートでした。








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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
門外漢の私ですが・・・
keikoさんの解説で感じは伝わってきました。
ヴァルター・ピアノ、シュタイン・ピアノ。
それほど左様に音が違うものなのですね。
私どものコーラスのピアノ担当の先生が
交流センター(宮地楽器ホール)で12月に
モーツァルト曲のコンサートをなさいます。
nobara
2017/10/09 11:17
先生こんにちは。
わー!これはもう聴いて。見て。ですよね。
この目で見たいしこの耳で聴きたい♪
楽器は発達し進化します。モーツアルトが今ピアノをしったなら、どんな曲を作ったでしょう。
どんな声楽曲を作ったでしょう。
わくわくします!
いいなぁ先生
winga
2017/10/09 17:33
♪nobaraさま

コメントを頂きありがとうございます。
古楽器が好きなもので、つい長い記事になってしまい、すみません。お読み頂きありがとうございました。
全て手作りの時代なので、一台ごとに音色が違うんですよ。どちらもいい音でした♪
コーラスのピアノの先生がコンサート、楽しみですね。宮地楽器の駅前のホール、素敵ですよね。イベントカレンダーを早速チェックしてみますね!
keikoさん
2017/10/09 23:15
♪wingaさま

コメントを頂きありがとうございます。
私も思うんですよ。ピアノフォルテの音色はさぞや衝撃だったろうと。その上、現代のピアノだったら、どんな音楽が生まれたでしょうね。「このピアノは、まるでオーケストラの様です!お父さん!」なんて感激の手紙を父に送ったでしょうか。ワクワク。
モーツァルトの歌曲も素敵ですね♪ wingaさんのアリア、聴いてみた〜い
keikoさん
2017/10/09 23:41
おはようございます。

書いてることの半分くらいしか理解できていませんが(^_^;)、同じ曲をピアノフォルテと現代のピアノで聴き比べてみたいなって、思いました。
深い世界、楽しそうですね♬
koji
2017/10/10 07:33
♪kojiさま

コメントを頂きありがとうございます。
専門的な内容ですみません。お読み頂け感謝いたします。
それにしても、kojiさん、いい感覚をお持ちでいらっしゃいますよ。同じ曲の聴き比べ、弾き比べ。実に面白いんです。あらわれて来る音楽がまるで違うんですよ。現代のモダンピアノで弾くと、何とも退屈な部分が、ピアノフォルテだとたちまち意味を持ち、味わいが生まれたり、また、逆にモダンピアノで弾くとゴージャス感が生まれたり。おお〜!という感じ。でもとっても面白かったのは、ピアノフォルテで弾くジャズです。友人が試しに弾いてみてくれました。すっごく合うんです!
keikoさん
2017/10/10 09:45
そのフォルテピアノの音色、聴き比べがしてみたい。
当時の技術で音色を換えることを考案していたなんて。
その先達の努力があるから今があるんだと つくづく思いました。
っでネ
keikoさんがその自筆ピアノ譜を手に入れはったら、ボクたちが考えることは解ったはるんでしょ?
音撮って聴かしてもらえませんやろか?
おーちゃん
2017/10/11 07:43
五反田文化センターには、
昔一度だけ行った事がありますが、
あの同じ場所でこんな素敵な
レクチャーコンサートがあったんですね。
モーツアルトが生きた時代の楽器、
モーツアルトが自分でも演奏していた
古楽器の音色。想像しただけで
ワクワクするものを感じます。
楽器そのものの見た目も美しいですね。
yasuhiko
2017/10/11 22:40
♪おーちゃんさま

コメントを頂きありがとうございます。
チェンバロに似た音色を変える方法、その仕組みには詳しくないんですが、レバーを押すとミュートがかかるんです。音色に残響や艶が消え、ポロポロした音になります。
チェンバロには更にレバーで2段鍵盤の上段を弾けば下段の鍵盤も一緒に動き、ユニゾン奏の音の重なりで音量を増す効果も付いているんですよ。
古楽器が好きなんです。いつか色々音色も載せてご紹介してみたいものです。本当に。
おーちゃんさんは、自在に音源載せていらっしゃいますね。Youtubeだけでなく、ご自身の演奏まで。もし自分でも頑張れそうだったらチャレンジしてみます!でもね、クラヴィコードのときも録音してみたんですけど、やっぱり全然音色が変わってしまうんです。そこが残念なんです。
keikoさん
2017/10/12 07:13
♪yasuhikoさま

コメントを頂きありがとうございます。
yasuhikoさんもお出掛けになったことがあるんですか?
嬉しいです。いいホールでしたけど、客席の中央に通路があったら尚いいのですが、無いので出入りが大変ですね。
そうそう、この日の楽器は、多分久元さん所有の楽器ですが、だとすればまさに、モーツァルトの時代のシュタインと、ベートーヴェンの時代のヴァルターです。(復元楽器)ロマンを感じずにはいられません!!
楽器も美しいですね。
keikoさん
2017/10/12 16:09

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